1564.ストレート

僕はバイなので、男性にも女性にも好意を持つことはできますが、

ストレートの人たちにとっては、そういう志向は忌むべきモノという認識が今でも結構あるようです。

(「ストレート」とは「まっすぐな」という意味ではなく、性的少数者が主に使用する異性愛者を指す言葉です。……後述)

 流石に現在は「変態」とか「アブノーマル」という言葉は見ることも聞くことも少なくなりましたが、口にしなくてもそういう目で見る人がいなくなったわけではないことは、ちょっとした出来事でそれとなく感じます。

 そういう人たちも、理屈ではわかっている、性的指向が違うからといって差別してはいけない、とわかっているけれど、要するに「生理的に受け付けない」のでしょう。

 自分(たち)とは違うものを毛嫌いするというのは、人間の本能の一側面なのでしょうが、それを理由に相手を攻撃するのはさすがに……。 

 無理に理解して受け入れろとは言わないけれど、せめて、誰もが心地よく過ごせるように少しだけでも知ってほしいです。知りもしないのに攻撃しないで下さいね。

 よくわからなければ教えます。いつの時代も無知が差別を喚起するんです。



ストレート」とは、性的指向が異性のセクシュアリティを指す一般的な呼称のことです。

初出は1941年。George W. Henry著『Sex Variants: A Study Of Homosexual Patterns』という本に「ストレートは「同性愛者ではない」という意味で同性愛者たちによって使用されている」という記述があります。

「ストレート」は少し古い英語の慣用句で「従来の道徳や法律を守るふるまいを通じての、実直な生活。正直でまっとうな暮らし」を指す”straight and narrow path”からきており、さらにさかのぼるとマタイによる福音書7章13、14節「狭い門を通って入りなさい」の誤読(聖書では”straight”ではなく”strait” the gate)や、「堅苦しい(strait-laced)」という言葉などが語源であるとされています。
「まっすぐである」という意味の「ストレート」ではありません。

(引用サイト 「ストレート」とは【差別的って本当?】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」


コメント

  1. 今はかなり理解が進んでるので昔よりは良いかもだけど
    それでも人の気持ちは追い付いてなくて本音では
    なかなか受けいられていないと思う。
    この世は男と女で、男女が寄り添う事が当たり前なので
    そうじゃ無い人々はまだまだ異端者扱いですね。
    ゲイやレズや障害者は生産性がないからと排除する
    と言った人も居ましたね。
    普通じゃ無いから排除の考えは根強くあるようですね。

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    1. 嘆かわしい限りです。ほんとに……。

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