1664.セピア色の記憶

 盛夏の記憶。

縁側ですいか。種を飛ばした先から芽が出るも西瓜の実は育たない。

毎日の様にやってくる夕立。空が異様に黄色くなって雷鳴が轟く。びくびくしながらわくわくしていた夕食前。

畳の部屋の四隅に下がった紐の先の赤いひょうたん型のもの。蚊帳をつって秘密基地のような感覚でいつの間にか眠っていた。


今の子ども達は何にわくわくして過ごしているのでしょうね。

コメント

  1. simpsonさんの歳が分かる内容ですね。
    僕も同じく縁側でスイカの種を飛ばしました。
    部屋の隅の蚊帳をつる為の紐。
    風鈴の音にも癒されました。
    今は、ゲームなのかな?
    そのまま前を向きましょうね。

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    1. この頃、最後の一言がささります(笑)

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